抗酸化作用をもつ物質
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抗酸化作用を促す栄養素が多く含まれる食材(食品)のひとつとして緑黄色野菜があげられます。
緑黄色野菜はビタミンA、C、E等の抗酸化作用のあるビタミン類が豊富に含まれ、皮膚のアンチエイジングや生活習慣病の予防に効果的です。
【ビタミンA】
野菜に含まれるβカロチンが体内に吸収される過程でビタミンAに変換され、抗酸化作用を発揮して体が酸化ストレスでサビつくことを予防します。
また、ビタミンAは鼻やのどの粘膜を強化し、抵抗力をつけるため、風邪を予防する効果にも優れています。
【ビタミンC】
活性酸素と結合してしまったビタミンEを元の状態に戻す働きをすることで体内の抗酸化反応を助けています。いわばビタミンEの補助役。
【ビタミンE】
活性酸素と結合して細胞を破壊する原因となる「過酸化脂質」の生成を食い止める働きを持ちます。
【セレン】
ビタミンEと同様の作用を、ビタミンEの数十倍という効率で果たすことがわかっています。しかし、摂り過ぎると中毒を起こす恐れもあるので、普段通りの食事で十分まかなえる事ができます。
【スルフォラファン】
もともと人間の体内にある抗酸化酵素の働きを活性化させる。つまり、活性酸素に対する防御力を高める効果があります。
【カルノソール】
スルフォラファン同様、もともと人間の体内にある抗酸化酵素の働きを活性化させます。つまり、活性酸素に対する防御力を高める効果があります。
【アスタキサンチン】
サーモン・エビ・ロブスター・カニ等に含まれる赤色系色素。リコピンやビタミンEよりも強力な抗酸化作用が認められ、脳に移行することが確認されている。→認知症予防に効果あり。
また、抗炎症作用があり、脳や目に作用するので認知症の予防や目の老化の予防に効果的。
【ルテオリン】
とても抗酸化能力が高いフラボノイド。
アレルギー反応を引き起こす炎症物質であるロイコトリエンの合成を阻害することにより、アレルギー反応を抑えるので花粉症などに有効。
また、肝臓の解毒作用の促進効果も研究で明らかになったようです。
【ポリフェノール】
<リンゴポリフェノール>
リンゴの皮の直下に濃縮されている強力な抗酸化活性があるリンゴポリフェノール。
リンゴのポリフェノールはお茶に含まれるカテキンに似た構造で多量体を形成しているのが特徴です。
リンゴの抗酸化作用はリンゴの皮の直下に濃縮されているといわれています。
皮を厚くむいてしまうと、リンゴに含まれるポリフェノールが失われてしまうので
リンゴは薄く皮をむくか、皮ごと料理に使ったほうが良いです。
<赤ワインポリフェノール>
赤ワインに含まれているポリフェノールには心臓病の予防効果があると言われてます。そのために、フランスでは赤ワインを飲む地方では特に
心臓病の死亡率が低いということが報告されています。また、最近赤ワインに含まれている【レスベラトロル】というポリフェノール成分が
長寿遺伝子産物に作用して、細胞の寿命を延ばしている可能性があると、実験室レベルで証明されているそうです。アルコールの飲みすぎは体に良くありませんが
毎食グラス1杯程度の赤ワインが健康に良いのかもしれません。
<そばに含まれるポリフェノール>
そばに含まれるポリフェノール成分に【ルチン】と呼ばれるものがあり、活性酸素を除去する酸化防止作用の他、毛細血管を強くし、血圧を下げ動脈硬化を予防する働きがあるといわれています。
特にスプラウトにはそばの実の100倍ものルチンが含まれています。
抗酸化食品
ビタミンA…緑黄色野菜(ニンジン・ピーマン・カボチャ等)〈βカロチンから変換〉
ビタミンC…イチゴ、レモン、その他柑橘類等
ビタミンE…玄米・胚芽米、アーモンド、サンマ、ウナギ、イカ、イワシ、ピーナッツ等
セレン…牛乳、ビール、いわし、かれい、カキ、タラ、ホタテ、ねぎ、牛肉、玄米等
ポリフェノール…リンゴ、そば、赤ワイン等
アスタキサンチン…サーモン・エビ・ロブスター・カニ・金目ダイ等
スルフォラファン…ブロッコリー
カルノソール…ローズマリー
ルテオリン…八角、シソ、エゴマの種子